このたびは、車用電波時計をお買上げいただき、ありがとうこざいます。最良の状況でご使用頂くために必ず、「取扱説明書」を最後までお読みください。

セット内容

1. 各部の名称及び機能
◎アラームボタン
・アラームが鳴っている時に音を止める為に使用します。
◎センサー
・センサー式で暗くなるとバックライトが自動点灯します。

◎MODEボタン
・通常時刻表示とアラーム時刻表示を切替える時に使用します。
・手動時刻設定時のセット解除に使用します。
◎SETボタン
・通常時刻表示の際は、12時間表示と24時間表示を切替えるのに使用します。
・手動時刻設定ヘの切替えと手動時刻設定時にセット個所の変更に使用します。
◎ADJUSTボタン
・通常時刻表示の際は、日付表示部を日付表示と西暦表示に切替えるのに使用します。
・アラーム設定時、アラームとスヌーズのオンオフに使用します。
・手動時刻設定、及びアラーム時刻セット時は、各表示の変更に使用します。
◎RECEIVEボタン
・電波の受信状況を確認する時、及び電波を強制受信する時に使用します。
◎リセットスイッチ
・時計が機能不全に陥った時などに、初期状態に戻す為に使用します。 このスイッチを押す時は、細いピンを利用します。
2. 液晶表示部分の説明
通常表示の時
ADJUSTボタンで、日付表示と西暦表示が切替できます。

アラーム表示の時

3.電池の入れ方及び交換方法
- 本体裏面の電池蓋を押しながらスライドさせて取り外します。
- 電池(CR2032)を図のように+を上にセットして、 電池蓋を元に戻します。
- 製品をはじめて使用する時は、電池ケース内にある絶縁シートを取り外してください。

注意
- 電池の±を間違えないようにご注意ください。
- 使用済みの電池は、地方自治体の指示 に従って、速やかに廃棄してください。
- 交換用電池(CR2032)は、電器店や 時計店でお買い求めください。
4.電池を入れた後の動作
- 電池を入れるとビープ音と共に液晶の表示の全てが一瞬点灯し、その後通常表示になります。
- 通常表示になってから10秒後に電波のスキャニングを開始します。スキャニング中は、電波受信インジケータがその受信強度に応じて点滅し、電波の受信感度が分ります。受信感度が最大になる位置で設定してください。(電波受信インジケータの説明は5を参照ください。)
- 電波を受信すると表示が現在時刻に変わります。
5. 電波受信インジケーターの説明

6. 取付方法
本製品は、取り付ける場所により、ブラケットで直接取り付ける方法と取付ステーを使用した取付方法の2種類が選択できます。
時計が見易い位置を探し、カープラグのコードが届く事を確認の上、その取り付け場所に応じて取り付け方法を選択してください。
◎ブラケットでの直接取付方法(垂直に近い面に取り付ける場合)
- ブラケットの裏面、凹になっている部分に両面テープ(大)を貼り付けます。
- 取り付ける場所を決め、その部分にブラケットに貼り付けた両面テープの保護紙を剥がして貼り付けます。

◎取付ステーを使用した取付方法(水平な面、傾斜した面などに取り付ける場合)
- ブラケットの裏面、凹になっている部分に両面テープ(大)を貼り付けます。
- 取付ステーに両面テープ(小)を2枚貼り付けます。
- ブラケットの両面テープの保護紙をはがし、その部分に取付ステーを貼り付けます。
- 取付場所を定め、その場所で時計が見やすい角度に取付ステーを曲げます。
- 取付ステーの両面テープを剥がし、取り付けます。
- 時計の取り付けが完了したら、カープラグをシガーライターソケットにしっかりと差し込みます。シガーライターソケットに12V電源が通電している場合、周囲の明るさに反応して、バックライトが点灯します。


注意
- 貼り付けの際、時計本体の取りはずしに支障が無い事を確認してください。
- 取付場所のほこり ・ 汚れ ・ 保護つや出し剤などを中性洗剤でよくふ き取り、洗剤成分が残らないように 水ぶきして完全に乾かしてから貼り 付けてください。
- 両面テープは貼り付け後24時間を経過しますと粘着力が最大になりま すので、 すぐに荷重をかけないでください。 また、 貼り直しは粘着力の 低下を招きますのでお避けくださ い。素材をいためるおそれがあるの で、 本革 ・木部 ・ 布地には貼り付け ないでください。
- 取付ステーは何度も曲げたり伸ばしたりすると折れる場合があります。
取付参考例

7. 電波の強制受信の方法
- 5.電波受信インジケーターの説明を参考にします。
- 本体裏面のRECEIVEボタンを押します。
- 電波受信インジケータが表示されます。
- 電波受信インジケータが時刻設定に十分な受信を示している場合は、その場所で、電波受信インジケータが電波が弱いと表示している場合は、十分な受信になる場所に移動して、時計を固定してください。
- 電波を受信し始めてから、約6~12分で時刻設定が完了します。その場合、電波受信インジケータが点灯しています。
注意:移動中は受信できません。
8.手動時刻設定の方法
海外など日本の標準電波受信圏外で普通のクオーツ時計として使用したい場合や電波の受信環境が良くない所で受信操作をしても受信ができないときなどには、手動で時刻をセットできます。



9.アラーム時刻の設定

10.アラームの設定

11. ヒューズの交換方法
- カープラグ頭部を回して管ヒューズを抜きます。
- 新しい管ヒューズをカープラグ内に入れ、カープラグの頭部を締め込みます。

注意
- 1A管ヒューズは、同種のものをお買い求めください。
- 1A以外のヒューズは絶対に使用しないでください。
- 頭部を外す際はスプリングなどが飛び出すことがありますので、紛失しないようご注意ください。
12.注意事項
1.電波時計は、標準電波を受信して時刻を補正する時計です。電波を受信しやすい場所に時計を置いてください。下記の場所では電波が受信しにくい場合があります。
① ビルの地下駐車場等、周囲をコンクリート等で囲まれた場所
② 高圧線、テレビ塔等、強い電波を出す施設の付近
③ 移動中の車、電車等の中
④ その他ラジオの受信ができない場所など
※走行中は標準電波受信が正常に行えない場合があります。初期設定は車を停車させた状態で行ってください。
2.標準電波送信が停波の時は受信できません。標準電波送信情報は情報通信研究機構(NICT)のウェブサイト(www.nict.go.jp/)から確認できます。
3.標準電波を受信し、時刻補正が完了した状態では、本製品は電波時計として機能しますが、標準電波の受信ができない場合はクォーツ時計として機能します。本製品は、日本の標準電波のみ受信可能です。海外など電波が届かない所では通常のクオーツ時計としてご使用いただけますが、まれに日本の標準電波を受信して、日本時間を表示してしまう地域があります。ご了承ください。
4.液晶表示が薄くなってきた場合、現在時刻と大きく異なる場合は電池の消耗が考えられます。速やかに電池を交換してください。
5.本製品に防水機能はありません。車外や、雨、水のかかる場所には取り付けないでください。
6.本製品のコード切断や加工・分解及び改造は故障・破損の原因となりますので、絶対に行わないでください。分解改造に起因する不具合は弊社では対応致しかねます。
13.製品仕様
1. | 受信電波 | : | 長波JJY(標準電波) |
2. | 受信周波数 | : | 福島長波局 (40kHz) 九州長波局 (60kHz) |
3. | 使用電池 | : | CR2032 |
4. | 動作電圧 | : | 1.3V〜1.6V |
5. | バックライト電源 | : | DC12V |
6. | 電池寿命 | : | 約1年(1日に受信2回、アラーム1回として) |
7. | 自動受信 | : | 2回〜4回 / 日(受信状態による) |
8. | 時間精度 | : | 標準電波が受信できている場合 表示精度:±1秒 標準電波が受信できなかった場合 平均月差:±30秒 |
9. | 表示機能 | ||
①時計表示 | : | 時 分 秒 12時間(AM/PM)/ 24時間 | |
②カレンダー表示 | : | 西暦 / 月・日・曜日 | |
③電波受信表示 | : | 受信電波インジケータ(受信レベル4段階表示)、受信周波数 | |
10. | アラーム | : | アラーム音持続時間 1分間 |
スヌーズ時間 4分間(合計4回繰り返し) | |||
11. | バックライト過電流保護 | : | 1Aヒューズ(30mm) |