Fizz-844・WD-181 アナログ電波時計 取扱説明書

このたびは、車用電波時計をお買上げいただき、ありがとうこざいます。最良の状況でご使用頂くために必ず、「取扱説明書」を最後までお読みください。

※表示部の保護シールをはがしてからご使用ください。

重要
使い始めには、デジタルとアナログ表示を合わせる操作が必要です。 電池を入れた後、必ず 項目4の同調設定を行ってください。

1. 各部の名称及び機能

スヌーズ・ライトボタン
・LEDバックライトを点灯させる時に使用します。(押すと約4秒間点灯します。)
・アラームが鳴っている時に音を止める為に使用します。

MODEボタン
・通常時刻表示とアラーム時刻表示と日付表示を切り替える時に使用します。
・マニュアル時刻セット時のセット解除に使用します。
SETボタン
・通常時刻表示の際は、12時間表示と24時間表示を切り替えるのに使用します。
・マニュアル時刻セットヘの切り替えとマニュアル時刻セット時にセット個所の変更に使用します。
ADJUSTボタン
・通常表示モードの時、アナログ・デジタル同調設定に使用します。
・アラーム時刻設定時、アラームとスヌーズのオンオフに使用します。
・マニュアル時刻セット時、及びアラーム時刻セット時の、各表示の変更に使用します。
RECEIVEボタン
・電波の受信状況を確認する時及び電波を強制受信する時に使用します。
リセットスイッチ
時計が機能不全に陥った時などに、初期状態に戻す為に使用します。 このスイッチを押す時は、細いピンを利用します。

2. 液晶表示部分の説明

3.電池の入れ方及び交換方法

  1. 本体裏面の電池蓋の溝にコイン等で押しながら左に回転させて取り外します。
  2. ボタン電池(CR2032)を図のように+を外側にして入れ、 電池蓋を元に戻します。(元に戻す場合は電池蓋を右に回転させます。)
  3. 製品をはじめて使用する時は、電池ケース内にある絶縁シートを取り外してください。
  • 電池の±を間違えないようにご注意ください。
  • 使用済みの電池は、地方自治体の指示に従って速やかに廃棄してください。

参考:交換用電池(CR2032)は電器店や時計店でお買い求めください。

4.電池交換が困難な場所に装着された場合、時計本体を持ち、ツメ部(図1 参照) を押し込み、スライドさせると時計本体を取り付けベースから取り外すことができます。
電池交換後、本体と取付ベースを装着される際、本体と取付ベースをスライドさせて 装着します。(図2 参照)

  • 装着がしっかり行えていることを確認してください。思わぬ振動で脱落のおそれがあります。

4.初めて使用する時や電池を入れた後のアナログ・デジタル同調設定の方法

  1. 製品を初めて使用する時は、電池ケース内にある絶縁シートを取り外してください。
  2. 電池を入れると液晶の表示が約8秒間(2:00 J)表示します。その後、 通常表示モードになります。(最初、デジタルは2 : 00を表示します。)
  3. 通常表示モードになってからアナログ・デジタルの同調設定を行います。
  • アナログ・デジタルの同調設定を行わないと電波を受信してもアナログ・デジタルの時刻表示が合いません。電波を受診する前に必ず、アナログ・デジタルの同調設定を行ってください。
  • 同調設定は現在時刻に合わせなくても構いません。確認しやすいデジタル表示をアナログ表示に合わせて「RECIVE」ボタンを押して電波の受信を行うことも可能です。

時刻調整のスタートアップ
お買上時、アナログ表示とデジタル表示は、2:00に同調しています。下記順番にて、受信を行なってください。
①電池を入れ受信開始

  • 本体の時計は電池を入れると、自動的に電波の受信を開始します。

②電波受信完了の確認

  • 電波受信中は受信マークが点滅します。
  • 電波の受信感度のある場所に、6分〜20分置いてください。(受信感度のある場所に関しましては、取扱説明書5.「電波時計インジケータの説明」の「項目3.」をご参照ください。
  • 受信完了:受信マークが常時表示されます。

③電波受信されていない場合

  • 受信マークが無表示:受信されていません。受信感度がある場所で強制受信を行います。本体背面「RECEIVE」ボタンを押し、強制受信を行なってください。(取扱説明書6.「電波強制受信の方法」をご参照ください。


⚫︎デジタルの時刻表示にアナログの時刻表示を合わせる場合

⚫︎アナログの時刻表示にデジタルの時刻表示を合わせる場合

5. 電波受信インジケーターの説明

6. 取付方法

  1. 時計が見やすい場所を探し、取付場所を定めます。
  2. 定めた場所の角度に合わせ取付ベースを曲げます。
  3. 取付ベースの粘着テープの保護紙をはがします。(図4)
  4. 1.で定めた場所に取り付けます。
  5. 取り付けた場所の角度に応じて、時計本体を回転させます。(図3)
  6. 前後の傾きは可動範囲で行ってください。

 注意

  • 貼り付けの際、時計本体の取りはずしに支障が無い事を確認してください。
  • 取付場所のほこり ・ 汚れ ・ 保護つや出し剤などを中性洗剤でよくふき取り、洗剤成分が残らないように水ぶきして完全に乾かしてから貼り付けてください。
  • 粘着テープは貼り付け後24時間を経過しますと粘着力が最大になりま すので、 すぐに荷重をかけないでください。 また、 貼り直しは粘着力の 低下を招きますのでお避けくださ い。素材をいためるおそれがありますので、本革・木部・布地には取り付けないでください。

 警告

  1. 時計本体の回転の傾き調整時にはムリな力を加えないでください。破損のおそれがあります。
  2. 取付後の時計に荷重をかけたり、物を下げたりしないでください。故障・破損のおそれがあります。
  3. エアバッグの作動範囲また、運転操作に支障のある場所には、絶対に取り付けないでください。
  4. 走行中、運転者は本製品を操作しないでください。事故の原因となります。

本体の回転方法

  1. 本体を前後からはさむように持ちます。
  2. ベース部分を左右からはさんで、下図のように回転させてください。

7.手動時刻設定の方法

海外など長波JJY電波送信圏外で普通のクオーツ時計として使用したい時、また、電波の受信感度の電波送信圏、電 波の受信感度の良くない所で受信操作をしても受信ができないときは、手動で時刻をセットできます。

アナログ表示とデジタル表示を同時刻にするには事前に項目4.の「同調設定」が必要です。

  1. 本体裏面の「RECEIVE」ボタンを押します。
  2. 電波受信インジケータが表示されます。
  3. 電波受信インジケータが時刻設定に十分な受信を示している場合は、その場所で、電波受信インジケータが電波が弱いと表示している場合は、充分な受信になる場所に移動して、時計を固定してください。
  4. 電波を受信し始めてから、6〜20分で時刻設定が完了します。その場合、電波受信インジケータが点灯しています。

9.アラーム時刻の設定

  1. 通常時刻表示の状態で、「MODE」ボタンを2回押すと、アラームモードに切り替わります。
  2. アラームモードの状態で、「SET」ボタンをアラーム時刻表示の「時 表示」が点滅するまで、2秒以上押します。
  3. 「ADJUST」ボタンを押して、所定の時刻に「時 表示」を設定します。
  4. 「SET」ボタンを押すと、「分 表示」が点滅に切り替わります。
  5. 「ADJUST」ボタンを押して、所定の時刻に「分 表示」を設定します。
  6. 設定が終了したら、「MODE」ボタンを押します。

10.アラームの設定

11.注意事項

1.電波時計は、標準電波を受信して時刻を補正する時計です。電波を受信しやすい場所に時計を置いてください。下記の場所では電波が受信しにくい場合があります。

① ビルの地下駐車場等、周囲をコンクリート等で囲まれた場所
② 高圧線、テレビ塔等、強い電波を出す施設の付近
③ 移動中の車、電車等の中
④ その他ラジオの受信ができない場所など

2.液晶表示が薄くなってきた場合、現在時刻と大きく異なる場合は電池の消耗が考えられます。速やかに電池を交換してください。

12.製品仕様

1.受信電波 長波JJY(標準電波)
2.受信周波数福島長波局 (40kHz) 九州長波局 (60kHz)
3.使用電池CR2032
4.動作電圧1.3V〜1.6V
5.電池寿命約1年(1日にバックライト1回、受信1回、アラーム1回として)
6.自動受信4回 / 日
7.時間精度標準電波が受信できている場合  表示精度:±1秒
標準電波が受信できなかった場合 平均月差:±30秒
8.表示機能
①時計表示時 分 秒 12時間(午前/午後表示)/ 24時間
②カレンダー表示西暦・月・日・曜日
③電波受信表示電波受信インジケータ(受信レベル4段階表示)、受信周波数
8.アラームアラーム音持続時間 1分間
スヌーズ時間 4分間(合計4回繰り返し)

14.FAQ

Q:アナログ表示とデジタル表示が異なる。
A:取扱説明書の項目4「同調設定」の操作が行われていない。
→「同調設定」の操作を行ってください。
Q:現在時刻にならない。
A:電波を受信していない。→「RECEIVE」ボタンを押して強制受信させてください。
A:電波の受信感度が良くない。→電波受信インジケータが先端まで表示される場所へ移動してください。
移動中は受信感度が非常に悪く受信しません。
電波受信を始めてから時刻補正を行うまで約6〜20分かかります。