このたびは、車用電波時計をお買上げいただき、ありがとうこざいます。最良の状況でご使用頂くために必ず、「取扱説明書」を最後までお読みください。
セット内容
1. 各部の名称及び機能
取扱説明書の本体イラストは略図です。モデル別に外観が異なりますが操作方法は共通となります。
SNOOZE・LIGHTボタン
・LEDバックライトを点灯させる時に使用します。(押すと約5秒間点灯します。)
・アラームが鳴っている時に音を止める為に使用します。
・ 標準電波の受信を解除する場合は、8秒以上長押しします。
MODEボタン
・通常時刻表示とアラーム時刻表示を切替える時に使用します。
・マニュアル時刻セット時のセット解除に使用します。
SETボタン
・マニュアル時刻セットヘの切替えとマニュアル時刻セット時にセット個所の変更に使用します。
・アラーム、スヌーズのセット・解除に使用します。
・マニュアル時刻セット時、12時間表示と24時間表示の設定を行う時に使用します。
ADJUSTボタン
・通常時刻表示の際は、日付表示部を日付表示と西暦表示に切替えるのに使用します。
・マニュアル時刻セット時、及びアラーム時刻セット時に、各表示の変更に使用します。
RECEIVEボタン
・電波の受信状況を確認する時及び電波を強制受信する時に使用します。
リセットボタン
時計が機能不全に陥った時などに、初期状態に戻す為に使用します。 このスイッチを押す時は、細いピンを利用します。
機能不全状態とは
①電池を入れても表示がされない時
②表示はされるが、数字が不完全な状態である時
※ リセットボタンを押してリセットさせるか、電池を入れなおすことで復帰できます。
2. 液晶表示部分の説明
表示切替
通常表示
ADJUSTボタンで、日付表示と西暦表示が切替できます。
アラーム表示
3.電池の入れ方及び交換方法
- 本体裏面の電池蓋を押しながらスライドして取り外します。
- ボタン電池(CR2032)を図のように+を上にセットして、 電池蓋をもとの位置に戻します。
- 製品をはじめて使用する時は、電池ケース内にある絶縁シートを取り外してください。
4.電池を入れた後の動作
- 電池を入れると午前2時を示し、時計が動き始めます。
- 電池を入れてから約8秒後に電波のスキャニングを開始します。スキャニング中は、電波受信インジケ ータがその受信強度に応じて点滅し、電波の受信感度が分ります。受信感度が最大になる位置で受信してください。5.電波受信インジケーターの説明を参照ください。受信を行う際には、移動しないでくたさい。受信完了までに6~12分かかります。
- 電波を受信すると表示が現在時刻に変わります。
5. 電波受信インジケーターの説明
6. 取付方法
本製品では取付ステーを用いることにより、様々な取り付け場所に対応できます。
また、電池交換や各種設定などを行う際に、取付ステーから本体が着脱できる仕様とな っております。
取付参考例
- あらかじめ取付参考例を参考に、取付ステーの曲げ方・場所を決めます。(図1)
2. 取付場所に合わせて取付ステーの表裏いづれかに両面テープの保護紙をはがしてから貼り付けます。
3. 凸部の方向に注意し、取付ステーを本体に取り付けます。(図2)
4. 取付場所を定め、その場所で時計が見やすい角度に取付ステーを曲げます。
5. 取付ステーの両面テープの保護紙をはがして取付場所に貼り付けます。
※ステーには凹凸がありますので、図を参考にして本体へ差し込んでください。
注意
- 取付ステーから本体をはずす際は、必すステーを手で押さえながら行ってください。
- 貼り付けの際、時計本体の取りはずしに支障が無い事を確認してください。
- 取付場所のほこり ・ 汚れ ・ 保護つや出し剤などを中性洗剤でよくふ き取り、洗剤成分が残らないように 水ぷきして完全に乾かしてから貼り 付けてください。
- 両面テープは貼り付け後24時間を経過しますと粘着力が最大になりま すので、 すぐに荷重をかけないでください。 また、 貼り直しは粘着力の 低下を招きますのでお避けくださ い。素材をいためるおそれがあるの で、 本革 ・木部 ・ 布地には貼り付け ないでください。
- 取付ステーは何度も曲げたり伸ばしたりすると折れる場合があります。
警告
- エアバッグの作動範囲また、運転操作に支障のある場所には、絶対に取り付けないでください。
- 走行中、運転者は本製品を操作しないでください。事故の原因となります。
7. 標準電波の強制受信方法
- 本体側面のRECEIVEボタンを2秒間以上押します。
- 電波受信インジケーターが点滅し スキャニングを開始します。
- 電波受信インジケーターが時刻設定に不十分な受信感度である場合は感度の高い場所に移動してください。受信感度が十分な場合はその場所に置いてください。
- 電波を受信し始めてから、約6~12分で時刻設定が完了します。標準電波を受信完了した場合電波受信インジケーターがマークを表示します。
注意:移動中は受信できません。
※電波受信中に受信を解除する場合は「SNOOZE/LIGHT」ボタンを8秒以上押します。
8.手動時刻設定の方法(マニュアル時刻セット)
海外など長波JJY電波送信圏外で普通のクオーツ時計として使用したい時、また、電波の受信感度の電波送信圏、電 波の受信感度の良くない所で受信操作をしても受信ができないときは、手動で時刻をセットできます。
9.アラーム時刻の設定
10.アラームの設定
11. 12時間(午前/午後表示)と24時間表示切替
12.電波時計についての注意事項
1.電波時計は、標準電波を受信して時刻を補正する時計です。電波を受信しやすい場所に時計を置いてください。下記の場所では電波が受信しにくい場合があります。
① ビルの地下駐車場等、周囲をコンクリート等で囲まれた場所
② 高圧線、テレビ塔等、強い電波を出す施設の付近
③ 移動中の車、電車等の中
④ その他ラジオの受信ができない場所など
※走行中は標準電波受信が正常に行えない場合があります。初期設定は車を停車させた状態で行ってください。
2.標準電波送信が停波の時は受信できません。標準電波送信情報は情報通信研究機構(NICT)のウェブサイトから確認できます。
3.標準電波を受信し、時刻補正が完了した状態では、本製品は電波時計として機能しますが、標準電波の受信ができない場合はクォーツ時計として機能します。本製品は、日本の標準電波のみ受信可能です。海外など電波が届かない所では通常のクオーツ時計としてご使用いただけますが、まれに日本の標準電波を受信して、日本時間を表示してしまう地域があります。ご了承ください。
4.液晶表示が薄くなってきた場合、現在時刻と大きく異なる場合は電池の消耗が考えられます。速やかに電池を交換してください。
5.+60℃以上では、表示部が黒く変色することがありますが、常温になると元に戻ります。
6.本製品に防水機能はありません。車外や、雨、水のかかる場所には取付けないでください。
7.本製品の分解・改造は絶対に行わないでください。
13.製品仕様
1. | 受信電波 | : | 長波JJY(標準電波) |
2. | 受信周波数 | : | 福島長波局 (40kHz) 九州長波局 (60kHz) |
3. | 使用電池 | : | CR2032 |
4. | 電池寿命 | : | 約1年(1日にバックライト1回、受信4回、アラーム1回として) |
5. | 自動受信 | : | 4回 / 日 |
6. | 時間精度 | : | 標準電波が受信できている場合 表示精度:±1秒 標準電波が受信できなかった場合 平均月差:±30秒 |
7. | 表示機能 | ||
①時計表示 | : | 時 分 秒 12時間(午前/午後表示)/ 24時間 | |
②カレンダー表示 | : | 西暦・月・日・曜日 | |
③電波受信表示 | : | 受信電波インジケータ(受信レベル4段階表示) | |
8. | アラーム | : | アラーム音持続時間 1分間 |
スヌーズ時間 4分間(合計4回繰り返し) |
14.FAQ
Q | : | 電波受信インジケータが点いていない。 |
A | : | マークが消灯状態の時は標準電波の受信ができていない状態です。 |
Q | : | 現在時刻にならない。 |
A | : | 電波を受信していない。→「RECEIVE」ボタンを2秒以上押して強制受信させてください。 |
A | : | 電波の受信感度が良くない。→電波受信インジケータの点滅が速くなる場所へ移動してください。 |
※ | 移動中は受信感度が非常に悪く受信しません。 | |
※ | 電波受信を始めてから時刻補正を行うまで約6〜12分かかります。 |