LV-351 ATペダルセットK 取扱説明書

この取扱説明書を最後までお読みのいただき、内容をご理解された上で正しくお使いください。

 警告

  • 一度取り付けを行ったスチールバンドは折れるおそれがあるため、再使用しないでください。
  • 濡れたままの靴での運転はしないでください。

 注意

  • ペダルの取り扱いの際には手を保護するため、保護手袋をはめて作業してください。
  • ペダルの取り付けは人のいない広い場所で行ってください。
  • ペダルの取り付け及び、取り付け状態を確認するときはエンジンを止め、サイドブレーキを引いた状態で行ってください。
  • ペダルの取り付け後、人のいない広い場所で徐行による運転操作を行い、運転操作に支障がないことを確認してください。
  • ペダルの干渉を防ぐため、フロアーマットは固定してください。
  • 運転前にはペダルのズレ、ゆるみ、滑りがないことを確認した後運転してください。
  • 運転の際には運転に適した靴を使用し運転してください。
  • ⑤六角レンチ及びプライヤーまたはドライバーを常に車載し、ペダルの取り付けが緩んだ場合には増し締めしてください。

アクセルペダルを取り付ける方法には、タッピングビスで直接車両側ペダルに取り付ける方法と、スチールバンドを車両側ペダルに巻き付ける方法の二通りがあります。当社では確実に装着するためにできるだけタッピングビスでお取り付けすることをお勧めします。

 製品の構成

 最初にご確認ください。

ご用意していただく工具

取り付ける方法によって違います。

アクセルペダルをタッピングビスでお取り付けする方法

※確実な装着をするために、この方法でのお取り付けをお勧めします。

1.車両側のアクセルペダルの表面の汚れを中性洗剤などを使用して落とし、水拭きして乾かし、両面スポンジテープが貼り付きやすい状態にします。
2.①アクセルペダルを車両側のアクセルペダルにあて、どの位置に①アクセルペダルを取り付けるかを決めます。(図1参照)

 注意

  • エンジンを切った状態で①アクセルペダルを車両側ペダルにあてたまま、アクセルを最後まで踏み込んだ状態にし、マットなどのどこにも干渉しないこと、ペダルとの間隔が十分にあることを確認してください。

3.①アクセルペダルを②で決めた位置に合わせたまま、ビス穴の位置に白いマーカーなどで印をつけます。(図2参照)

4.図3に示す位置に③両面スポンジテープを貼ります。(図3参照)

5.3で付けた印と、①アクセルペダルのビス穴が重なるようにペダル同士の位置を合わせて③両面スポンジテープで貼り付け、プラスドライバーを使用して⑧タッピングビスを締め込み、ペダルを固定します。(図4参照)

アクセルペダルをスチールバンドでお取り付けする方法及びブレーキペダル、クラッチペダルのお取り付け方法

アクセルをタッピングビスで取り付けができない場合は、こちらの方法でお取り付けください。

  • ここからの説明はアクセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダル全てに対しての説明となります。イラストはアクセルペダルを例にしてありますが、ブレーキペダル、クラッチペダルも同様の取り付け方となります。
  • 説明文章中の「レボックペダル」は①アクセルペダル、②ブレーキペダル、③クラッチペダルを意味します。

作業の前に

  1. 車両側のペダルの表面の汚れを中性洗剤などを使用して落とし、水拭きして乾かし、両面スポンジテープが貼り付きやすい状態にします。
  2. レボックペダルを車両側のアクセルペダルにあて、どの位置にレボックペダルを取り付けるかを決め、その位置を覚えておいてください。(図5参照)

 注意

  • エンジンを切った状態でレボックペダルを車両側ペダルにあてたまま、ペダルを最後まで踏み込んだ状態にし、マットなどのどこにも干渉しないこと、隣のペダルとの間隔が充分にあることを確認してください。

組み立て方法

3. レボックペダルに⑤スチールバンドを付属の⑥六角レンチを使用して⑦ビス、⑧ナットで仮止めします。(図6参照)

 注意

  • 仮止めの程度は、⑤スチールバンドが力を入れて図9の方向に動く程度に締めてください。

4. 3の要領で4箇所全てに⑤スチールバンドを取り付けてください。
5. 図7に示す位置に④両面スポンジテープを貼ります。(図7参照)

取付方法

6. ④両面スポンジテープでレボックペダルを車両側ペダルの2で決めた位置に貼り付けます。
7. 車両側ペダルの裏側で、図8に示すような⑤スチールバンドを回し込むのに適した場所を探し、⑤スチールバンドを動かして角度を調整します。(図9参照)

8. ⑤スチールバンドの角度が変わらないように⑦ビスを増し締めします。
9. ⑤スチールバンドを手で曲げられる程度まで曲げ、車両側ペダルに仮止めします。(図10参照)

 注意

  • エンジンを切った状態でレボックペダルを車両側ペダルに仮止めしたまま、ペダルを最後まで踏み込んだ状態にし、マットなどのどこにも干渉しないこと、隣のペダルとの間隔が充分にあることを再度確認してください。

10. 布等を使いレボックペダルなどに傷が付かないよう保護した上から、プライヤーで⑤スチールバンドを締め付けます。(図11参照)