この説明書を最後までお読みいただき、内容を理解された上で本製品を取り付けてご使用ください。
警告
- 取り付け作業後、人のいない広い平地で徐行による運転操作を行い、運転操作に支障のないことを確認してください。
注意
- 取り付け作業の際には手を保護するため、保護手袋をはめて作業してください。
- 取り付け作業は人のいない広い平地で行ってください。
- ネジ類の締め付けは、寸法の合った工具を使用して締め付けてください。
- 純正ノブ、取扱説明書、工具は常に車載してください。
- ご使用中に動作異常が発生した時には、車を安全な場所に止め、すぐに純正ノブに交換してください。
- 走行には必ずノブにガタつきがないか確認し、ガタつきがひどい場合にはネジを増し締めしてください。
製品の構成と各部のなまえ
ご用意していただく工具類
純正ノブの取り外し方法
純正ノブを図1のように左に回して取り外します。外れにくい場合はドライヤーでノブを暖めたり、革製のベルトなどを巻き付けて回すと外しやすくなります。
2.純正シャフトのネジ山がある部分の径を測り、サイズに合わせたインサーターを選びます。(図2)
注意
- 作業は車を平地に止めてエンジンを切り、サイドブレーキを引いた状態で行ってください。
- 車種により若干、形状、構造が異なることがありますが、基本的には変わりありませんので説明書に従い、作業を進めてください。
ロンザ ゲートATノブの取り付け前確認
ノブシャフトのネジ部分の直径を測り、下記に従ってください。
直径8mmの場合
- すでに8mm用のインサーターがハイポジションで組み込まれています。そのままの状態でノブを取り付け、装着状態を確認してください。
- 装着位置が高い場合にはインサーターをローポジションに入れ直して再度ノブを取り付け確認してください。装着は「ロンザ ゲート ATノブの取り付け方法」で行います。
高い位置に取り付けたい場合
- 組み込まれているインサーターを8mmロングに組み替えてノブを取り付け、装着状態を確認してください。「インサーターの取り付け方法」で行います。
直径10mmの場合
- はじめに8mm用のインサーターがハイポジションで組み込まれています。まず10mmインサーターのハイポジションに組み替えてノブを取り付け、装着状態を確認してください。
- 装着位置が高い場合にはインサーターをローポジションに入れ直して再度ノブを取り付け確認してください。装着は「インサーターの取り付け方法」「インサーターのセッティング方法」「ロンザ ゲート ATノブの取り付け方法」で行います。
高い位置に取り付けたい場合
- 組み込まれているインサーターを10mmロングに組み替えてノブを取り付け、装着状態を確認してください。装着は「インサーターの取り付け方法」「ロンザ ゲート ATノブの取り付け方法」で行います。
インサーターの取り外し方法
1.ノブ本体のヘッドカバーを左右からつまんで外します。(図2参照)
注意
2.ホルダーを固定しているネジをプラスドライバーで外します。(図3参照)
3.図に示すホルダーの隙間にマイナスドライバーの先端を挿し込んで、ホルダーを持ち上げて外します。(図4参照)
参考:通常はホルダーにインサターが付いたまま外れます。
4.外したホルダーからインサーターを外します。(図5参照)
注意
- インサーターがホルダーにきつくはまり込んでいて外れない場合には、下図のように逆さまにして台などにインサーター先端を押し付けてください。
インサーターのセッティング方法
まずインサーターをハイポジションの状態でノブを取り付けて装着位置を確認し、位置が高いと感じる場合にはローポジションに入れ直して再度装着位置を確認してください。
インサーターの取り付け方法
インサーターをロンザ ゲート ATノブ本体に組み込む場合には「インサーターの取り外し方法」の逆の手順で行ってください。
ロンザ ゲート ATノブの取り付け方法
ロンザ ゲート ATノブを図にようにシャフトネジ部に垂直に強く押し付けながら右回りにねじ込みます。ねじ込みは8回転程度を目安にしてください。(図6参照)
注意
- ノブを全てのポジションに動かして、周囲のどこにも当たらず運転に支障がないことを確認してください。もし、カバーなどに干渉してしまったり、位置が低すぎる場合には更に高めに、高すぎる場合にはさらに低めにポジションを変更して再度取り付け、確認してください。
最後に
セッティングや確認を全て終えた後にヘッドカバーを仮止めしていた仮止め両面テープをゆっくり剥がし、付属の両面テープを貼り付けてヘッドカバーを固定してください。(図7参照)